CGXでのコマンドライン入力

 CGX(CalculiX) でコマンドラインベースのコマンドをキータイプするときに、入力ミスしてしまったときにコマンドの変更が効かないので入力ミス0で打ち込む緊張感が高まっていましたが、Windows版とLinux版のCalculiXを使ってみたら、BackSpace で既にタイプしたコマンド文字列を修正できるんですね。
 今まで自分でコンパイルしたMacOSX版だけを使ってたので気づきませんでした。どうやら、キーボードの並びがWindows,Linuxと、Macで違うので、キー判別(コード)がズレていて、無効になっていたようです。
 キータイプしたときの押されたキーの分類と画面出力が parser.c の方で行われているようだったので、キー判別の条件文の所と、画面出力文字の所をいじって、delete キーを押したときに、BackSpace のコードを返すようにしたら、あっさり上手くいったりして少し嬉しい気分です。
 あとは、応力テンソルの主成分方向をベクトルで表示する際に、なんかアプリケーションが落ちてしまうので、直したい気分です。変位ベクトル(3成分)とかをベクトルで表示する際には、落ちないのになんでだろうか。もしかしたら、行列の固有ベクトルを求めるコードがどっかにあって、そこで何かしらの問題が発生しているのかもしれないとか、推察中。
 なんか、CalculiX の Windows版 は、STEP,IGES の CAD Translator が付属した有償のCD-R版があるみたいですね。ちょっと使ってみたい。
 ただ、Impact の方も、本気で STEP,IGES の入出力に取り組み始めているようなので、そちらにも期待がふくらむ。ってか CAD データの入出力がなかなか開発されてこなかったのは、IGESフォーマットが複雑すぎるからとか思うのは私だけでしょうか。STEPフォーマットは分かりやすくて良いですね。

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